![]() |
| 寒いよー |
第1試合 佐々木嘉則 VS 山崎直彦
今日もフライングクロスチョップ、フライングボディアタックで舞った山崎。 逆エビ地獄に耐えるも、最後は佐々木のラクダ固め。
![]() | ![]() |
| 山崎も大きくなりました | やはり佐々木が優勢 |
第2試合 リッキー・フジ VS フライングキッド市原
某黒田ファンの起こしたロックンロール・コールに合わせてリズムを取るリ ッキー。市原のケブラーダ、ムーンサルト、リッキーのカミカゼなどお馴染み の技が飛び出す楽しい試合になった。市原のコーナー最上段からのムーンサル トを剣山で受け止め、優位に立ったリッキーは珍しいダブルアームスープレッ クス。市原はリッキーのブレーンバスターを空中で切り返し、ラ・マヒストラ ル、首固めと揺さぶったが、リッキーのキックに動きを止められ、最後はロー リング・ストーン。
![]() | ![]() |
| 2人とも職人です | ローリングストーン |
第3試合 山崎直彦 VS 非道
いつの間にか体育館の外では雪が降り始めたよう。こんなに寒いプロレス会
場は初めて。あ、あくまで気温の話だよ。
ドロップキックで奇襲をかけた山崎。チョップ合戦にも怯まなかったが、非
道の重いキックをボディに受けまくり、数発耐えたもののダウン。逆片エビ固
めで絞られ、パイルドライバーも何とかフォールを返す。フライングクロスチ
ョップ、フライングボディアタックで反撃、そして、おそらく初公開のジャー
マンスープレックス。形は崩れたもののホールドしたが、非道は余裕で返す。
最後は非道のSTF。山崎、奮闘もまだ非道を慌てされるところまでも行かな
い様子でした。
![]() | ![]() |
| やられる姿も素敵です | 火星からの一撃 |
第4試合 佐々木嘉則 VS スーパー・レザー
今日は地方興行モードのレザー。場外で大暴れ、客を追い回す。逃げまどい
ながら「寿命が縮んだ」と語る子供。か、かわいい。「寿命が延びた。和むね
え」と語るダメファン。全然、かわいくない。乱闘は2階席まで及び、佐々木、
果ては姉崎レフェリーが落とされそうになるおいしい瞬間も。
リング内に戻っては、イスへのスライディングレッグシザーズで口を切った
佐々木。雪崩式ブレーンバスターにもフォールを許さず、粘って拍手を浴びた
ものの、最後はトゥームストンパイルドライバーでレザーの勝ち。
![]() | ![]() |
| 雪崩式ブレーンバスター | これはレザーのグランドコブラ。大矢から盗んだ? |
第5試合 ミスター雁之助、保坂秀樹 VS 冬木弘道、外道
雁之助が試合前にアピール。「おい、冬木。あんたのベルトに池田が挑戦す
るらしいじゃねえか。池田じゃなくて俺だろう」冬木と雁之助が睨み合ってい
ると、その虚を突いて保坂が冬木をトンファーで一撃。雁之助が仏具で冬木を
めった打ちにすると、冬木は珍しく額から流血である。
防戦一方だった冬木だが、外道にスイッチすると、外道は鮮やかなミサイル
キックを雁之助に見舞い、さらに保坂にもドロップキック。雁之助の投げっ放
しジャーマンも1回転して着地してしまう。しかし、外道も保坂のトンファー
で殴られ、冬木と雁之助の見応えあるチョップ合戦のうちにレザーが乱入して、
TNRの反則勝ち。雁之助組の3人が冬木をいたぶっていると、TNRが飛び
込んでくるが、雁之助達は身を翻して逃げる。金村がマイクで叫ぶ。
「雁之助、ボスがお前の挑戦を札幌で受けてやるそうだ。お前はボスに勝てへ
んのじゃ、ボケ!!」
お前はどうなんだ、と言いたかったんだが。
![]() | ![]() |
| この対決、期待できそう | 倒れた冬木を心配して見守るTNR |
セミファイナル 大矢剛功 VS 黒田哲広
![]() | ![]() |
| 黒田の4の字固め | このバックドロップ! |
力の入ったグラウンドからスタート。腕を取らせれば大矢がやや優勢だが、
黒田は胴締めスリーパーで対抗してゆく。黒田のグラウンドでのドラゴンスリ
ーパーはかなりきつそうな感じ。一人のガイキチがハズした声援を飛ばし続け、
周囲と険悪になる。「まだまだ新日には勝てないぞ」だって。関係ねえだろ、
バカ。
大矢はダイブニー、DDT、弓矢固め、キャメルクラッチと大技攻勢。黒田
は大矢の膝へドロップキックを入れてから、アピール付きの鉄柱での足殺し(
今日は3回)、4の字固めが中央でがっちりと決まる。場外DDT2連発から
全力疾走ラリアットに至って、黒田イズム炸裂という感じ。本部席のマイクの
コードで大矢の首を絞め、マイクを大矢に突きつけて「参ったと言え!」。確
かに俺の隣の黒田ファンはそのベタぶりに完全に参っていた。再び、黒田の4
の字固め。
大矢のグランドコブラにひやっとした黒田。大矢はさらに延髄斬りから鋭角
的なバックドロップ。黒田は綺麗に入ったラリアット、ダイビングエルボー。
大矢のバックドロップ、黒田のラリアットと大技合戦で両者ダウンの後、大矢
の超高速ジャーマンが炸裂。しかも綺麗にホールドしたが、カウント2。大矢
の卍固めも決め手にならず、ラリアットの相打ちで再び両者ダウン。これも1
0カウント前に両者立ち上がる。しかし、すでに25分を過ぎているのに、驚
くべきは黒田のスタミナ。大矢もまだ元気いっぱいだが、黒田はそれこそ今ま
で何もなかったかのように、技を受けてもすくっと起きてくる。黒田のマッチ
ョ体型は長時間の運動には向いてないように思われるが、なかなかどうして。
最近、マニア連から評価の辛い黒田だが、この基本的体力の高さは賞賛すべき
であろう。
大矢が脇固め、卍固め。黒田がラリアット、サソリ固め。大矢の腕ひしぎが
がっちり決まったところで、30分時間切れ引き分け。この結果には両者納得
せず、延長コールを煽る。これが認められて、5分間の延長戦となった。
これはもう大技の掛け合い。大矢がジャンピングネックブリーカードロップ、
河津落とし。黒田はジャーマン、ラリアット。大矢のバックドロップをこらえ
て、喉輪のようなラリアットであと一歩の黒田。大矢は雪崩式ブレーンバスタ
ー、バックドロップ、逆エビ固め、DDT。黒田がアキレス腱固めからラリア
ットを決めたところで時間切れ。
もうこれ以上延長を叫ぶ客はいない。しかし、内容的に面白かったので、時
間的に長くは感じられなかった。大矢など最後はややふらついたものの、完全
に動きっ放しの35分はどんなに褒めても褒め過ぎということはない。何より
も、この地方会場でこれだけのグレードの試合をやってしまう誠実さ。はっき
り言って、この試合で観客はほとんど満腹になった様子。まるで昭和新日のよ
うなプロレスがここで見られるとは思っていなかっただろう。
![]() | ![]() |
| 大矢の超高速ジャーマン。勢いで足が浮いているのに 注目。それでも、しっかりとホールドした。 | ラリアットの相打ち。ごついっす |
メインイベント ハヤブサ、田中将斗、リッキー・フジ VS 中川浩二、金村ゆきひろ、非道
![]() | ![]() |
| 両雄、並び立つ | 腰を攻められたハヤブサ |
田中が自分のテーマ曲で先に入場し、その後ハヤブサのテーマ曲がかかって、
リッキーとハヤブサ。金村が「田中、お前は俺のことを冬木さんの下でへーこ
らへーこらしてるとか言っているが、結局お前もハヤブサの次やないか」と田
中をいじる。これでハヤブサと田中がぎくしゃくし始めた。
いきなりパワースラムで金村を叩きつけて飛ばす田中。しかし、ハヤブサが
序盤から捕まってしまう。金村と中川に逆エビ固めで腰を攻められ、非道のバ
ックドロップ、金村の回転式バックブリーカーを受ける。ハヤブサはスクリュ
ーキックを金村に見舞って田中にスイッチ。田中は金村に弾丸エルボー。突進
したところに金村のラリアットを受けるが、逆にカウンターでラリアットを打
ち込むと、金村は一回転。さらにあまりにも鮮やかな飛びつきスウィングDD
Tで金村を振り回す。
ハヤブサが非道をフランケンシュタイナーで吹っ飛ばし、ラ・ケブラーダ。
トペ・アトミコ、ブファドーラ、フィッシャーマンバスター。非道のパイルド
ライバーを受けるが、ハヤブサはとどめとばかりファルコンアローからファイ
ヤーバードスプラッシュ。しかし、田中がフォローにいかなかったためにカッ
トされてしまう。リッキーが中川に珍しいラリアットを入れるも、中川が一瞬
のうちに急所からのジャックナイフでリッキーをピン。田中はさっさと帰って
いってしまう。
金村はすでにいない田中をマイクで挑発しつつも、ハヤブサを無視。「お前
は関係ないんじゃあ。帰れ」そう言いながらも、ハヤブサと睨み合い。昔、大
嫌いだったW★ING金村を思い出して、かなり不愉快になる。そうです、M
選手の言う通り、W★INGをダメにしたのはこの金村です。ハヤブサは最後
に「全選手しっかり聞け。何をやっても自由だ。だけど、最低限のことは守れ。
それができなければお前らのやっていることは自己主張じゃなく、ただのわが
ままだ。俺がお前らの好き勝手にはさせない」とアピール。さらに「あさって、
このリングにアジアタッグのベルトを持って帰ります。必ず、必ず、必ず取っ
てきます」。これは反応が良い。みんな、それを期待しているんだ。メジャー
のベルトを他団体の選手が取るのはそれくらい特別なことなんだよね。
![]() | ![]() | |
| 田中の弾丸エルボー | ハヤブサのフィッシャーマンバスター |
ハヤブサがぱっとしなかったので、釈然としない気持。まあ、明後日が大切
だし。個人的には、ハヤブサががっかりしているような締めはあまり見たくな
い。チーム改変、いつまで引っ張るんだよ。ハヤブサの下で足掻く田中のいら
だちなんてルーチン化した物語のようで、あまり入り込めないのね。どぎつい
言い方になるけど。
とりあえずハヤブサの体調は良さそうで、アジアタッグ戦には期待がもてる
だろう。最後のバック転も軽々と決めていた。それにしても5回飛ぶのは多す
ぎると思うが。TNRもいよいよ落ちて、中途半端なベビー。結局一番元気な
のは、雁之助のようだ。決して派手な技を使わない雁之助の試合がどうしてこ
んなに面白いのだろう。黒田も会場を実際に沸かせているという点では、やは
り評価すべき。言うまでもないが、黒田VS大矢が今日のベストマッチ。
やはり地方は良いと感動するすぎちょ君の運転でロンリーバスは帰る。帰り
道で、長崎ちゃんぽん食べた。